こんにちは。あまいスイカ広報部です。
プランターなどでスイカを植えてみたいけど成長した時に大きなイメージがあるスイカはどのくらいの広さを確保しておきべきなのでしょうか?
スイカは親ツルを切って子ツルを伸ばすために、ある程度の広さは必要になります。
家庭で美味しいスイカがどのくらい収穫出来るかを知りたい方はこちら
スイカを植える広さは1株単位で考える
美味しいスイカを育てるためには、家庭菜園に限らず、1株に対してどのくらいの果実を育てるかを判断しなくてはいけません。
スイカのもとになる苗は1株単位で数えていき、収穫を想定するときにも1株辺りにどのくらいのスイカを育てるか?という部分を先に考えます。
このため、スイカを植える場所を考えるには、1株単位で考えることが効率的になるんです。
また、植え付ける間隔も一般的なスイカの品種で150センチ~50センチ(子ツルを残す本数などでも変化します)必要になるので、1株辺りの広さは1坪以上あると安心出来ます。
地面を這わせる場合は広さが必要になる
いわゆる「畑」の状態にした土地で地面に子ツルを這わせる栽培方法では、苗の親株の位置から子ツルを1~4本伸ばしつつ、孫ツルはある程度放任するそうです。
これらに必要な広さはおよそ1株につき150センチ×200センチ~となるので、それなりの広さを確保しなくてはいけません。
たとえば、3株ほどを一緒に植えて育てたいとなると、子ツルを這わせる200センチの幅で、150×3の450センチほどの長さで間隔を必要とするわけです。
自宅の畑というシチュエーションを考えると、多くても2株くらいまでが安心出来る広さと言えるかもしれません。
プランター栽培であれば1株に1つでも可能
家庭菜園ではポピュラーなアイテムであるプランターを使用しても美味しいスイカを作ることは可能です。
プランター栽培は他の野菜やフルーツにもよく使用される方法ですが、スイカの場合は空中栽培をすることで広さをある程度絞ることは可能です。
広さがあればプランターからそのまま地面を這わせてスイカを育ててもOKだそうですが、小玉スイカなどは空中栽培にチャレンジされている方も比較的多いようです。
葉っぱやツルを処理出来る広さを確保する
地面を這わせる場合でも、プランターからの空中栽培にも共通して言えることは、スイカの本体はもちろん葉っぱやツルを処理出来る範囲は確保しておいた方が安心だということ。
植物の特性として、ウリ科のスイカはツルで横に広がりやすい性質があり、葉っぱやツルがしっかりと日光浴を出来ないと肝心の美味しいスイカを作るための栄養が送りきれない原因になることもあります。
育てる環境によって、条件は変わるものですが、もしもスイカを植えてみたいという場合には、スイカの果実本体、葉っぱやツルをしっかりと管理可能な広さは確認しておきましょう。
狭い場所での栽培は管理が難しいこともあり、途中で枯れてしまう原因を作ってしまうこともあります。
充分にスペースを確保出来るか確認してみよう
スイカは育てるだけでもそれなりの広さが必要な植物ですので、自宅で育てる場合には植える前に「成長した後のスペース」が確保出来るかどうかをチェックしておくと良いでしょう。
苗のときは小さかったのに、ツルなどが一気に伸びて枯れてしまうパターンは他の家庭菜園でも良く起こる現象なので、事前の確認が大切です。
また、どうしても広さに困る場合には大玉スイカではなく、小玉スイカなどに変えるなど、品種選びや接ぎ木の台木などの状態にも注目したいですね。