こんにちは。あまいスイカ広報部です。
食べ物を飼い主が手に持っていると、ペットが食べたそうによって来ることはよくありますよね。
犬と並んで室内外で飼われやすい猫ですが、結構おちゃめな印象が強いです。
私も実家が多頭飼いなのですが、こと食べ物に関しては目がない猫ちゃん達。
さて、そんな猫ちゃんにはスイカを食べさせても大丈夫なのでしょうか?
腎臓などに影響がありそうで不安ですが、実は猫ちゃんにスイカは食べさせても問題ありません。
猫にスイカを食べさせるなら皮の近くが良い
スイカは果肉の中心から糖度が高くなっていることが多いため
人間が食べても甘いと感じる部分は、猫ちゃんに食べさせるには糖分が多いと言われています。
そこでオススメなのは、皮付近(赤い色が薄くなってきている部分)になります。
ちなみに、猫ちゃんがそもそもスイカが好きかどうかという部分は
猫ちゃんによって大きく異なります。
味という部分で、猫は「甘みはあまり感じない」と言われていますので
猫ちゃんがスイカを欲しがっている場合には「食感」「水分」が好みであるケースです。
甘みは感じない、と言っても実際には糖分が含まれているため
スイカに限らず糖分の多い食べ物は猫ちゃんの糖尿病などの原因になってしまいます。
しかし、適切に食べさせてあげれば栄養価も多く摂取することが可能です。
猫の体重1キロ辺り10グラム程度に
スイカはご存知の通り「水分が90%」となっており、与え過ぎは下痢などを引き起こしてしまう可能性もあります。
1つの目安として
1日に与えるスイカの量は、猫の体重1キロ辺り10グラム程度となります。
人間であれば、置き換えダイエットなどで1食をスイカに置き換えることもありますが
あくまでも猫ちゃんの場合は「オヤツとして与える」ことも大切なポイントです。
スイカに含まれているビタミンやミネラル、水分などは、猫ちゃんにとっても熱中症対策になったり
各種栄養が良い方向に働いてくれます。
しかし、あくまで補助としての機能になるため主食を食べないようになる与え方はNGです。
与え過ぎは結石の原因にも
猫ちゃんの中には、スイカを好んで食べる子もいますが、スイカにはミネラルの1つである「マグネシウム」も含まれています。
マグネシウムは通常であれば尿と一緒に体外に排出されるものですが
過剰摂取は結石の原因にもなるため、決して与えすぎないように注意してください。
また、夏場であればスイカの栄養素を発揮しやすいですが
体内の水分量が減らない時期にはあまり効果がないとも言われています。
夏のオヤツであれば猫が食べても大丈夫!
今回は、家庭で飼われているペットでも上位の猫ちゃんにスイカを食べさせても大丈夫なことをお伝えしてきました。
しかし、単純に食べさせても良い!というわけではなく、できれば夏にオヤツ代わりくらいの量を与えることが好ましくなります。
夏場であれば、私達もスイカを食べる機会が増えますから
そういったタイミングで少しだけ食べさせてあげるくらいがもっとも良いかもしれません。
編集後記
猫ちゃんの中には、免疫反応で稀にアレルギーを起こす子もいるそうです。
初めてスイカをあげる際には
最初に少量だけ与えてアレルギー反応がないかどうかも確認してあげてください♫