みなさんは普段、スーパーや青果店などでスイカを買うときにはどうやってスイカを選んでいますか?
美味しいスイカの見分け方は叩いた時の音だったり、見た目で判断する方法など、調べると様々な方法が出てきます。しかし、なぜそれで美味しいスイカと判断が出来るのか、という根拠までは知らないことも多いかと思います。
そこで今回は『美味しいスイカの見分け方』や、その見分け方の根拠をご紹介していきます!
ブランドスイカに限らず、普通のスイカでも使えるテクニックですので、ぜひ最後までご覧になってください。
素人でも美味しいスイカが見分けられる?
みなさんが普段スイカを買うときは、少し大きなスーパーであったり、昔から知っている青果店などではないでしょうか。実際に、最近のスーパーなどでは、甘さを基準にする『糖度』を表示している所も多いですよね。
『美味しいスイカの見分け方』として、多く知られているのは【スイカを叩いた音で判断する】という方法。
音で判断する、という見分け方は一番メジャーな方法として、多くの人が一度は聞いたことがあると思います。
では実際にスイカを叩いてみると、どのような音を感じることができるのでしょうか。
スイカは軽めに叩きましょう
スーパーなどで買い物をする時には、当たり前ですが、マナーとしてバシバシとスイカを叩いていいものではありませんので、その辺りはしっかりと判断してくださいね(笑)
完熟したスイカは「ボンボン」と中くらいの音程でスイカ全体に音が響きます。
逆に熟しすぎたスイカは、完熟したスイカよりも音が鈍く重たい音が響きます。そして、まだ熟していないスイカは、軽い音で「ポンポン」といった感じの音が鳴ります。
当然ながら、美味しいと感じられるスイカは完熟した「ボンボン」という音の鳴るものです。
いぜんにも紹介しましたが、スイカというフルーツはつるから切られた時点で劣化が始まってしまいますし、同時に追熟もしません。
軽い音の「ポンポン」というスイカを冷蔵庫などに入れて待っていても、スイカそのものが熟成するわけではないので注意しましょう。
なんでスイカの『音』が違うの?
まず、熟しすぎたスイカの音は、果肉が柔らかくなりすぎており、叩いた時の振動の伝達が上手く果肉に響かないため、少し鈍い音が鳴るのです。よく、スイカを切ってから『妙に果肉が崩れやすいな』と感じるのは、熟しすぎたスイカの特徴です。
次に、熟していない未熟なスイカは、果肉に水分が豊富で、果肉がシャキシャキしていて軽いため、少し高めの音が鳴ります。こう聞くとみずみずしいイメージを浮かべるかもしれませんが、水分が適度に抜けていないスイカは残念ながら『甘さ』も足りないんです。
そして、最も美味しい完熟したスイカの「ボンボン」という音は、スイカの中の余分な水分が程よく抜けていて果肉が詰まっているため、このような音になります。
切った時に断面に隙間があまりなく、甘み、歯応えも程よく感じられる、いわゆる”当たり”だと感じているスイカは完熟しているスイカだった可能性が高いです。
この点、ブランドスイカは”完熟したものだけ”を農家さんが選別してくれるため、品質、味、新鮮さの全てが詰まった最高のスイカだと言えるんです。
意外と知らない、美味しいスイカの見分け方
スイカを叩いた時の音を聞く以外にも、実は美味しいスイカを見分ける方法がほかにもあります。
ここからご紹介する判別方法も簡単に出来ることばかりですので、ぜひ参考にしてみてください。
◆スイカ表面の黒い縞模様がハッキリしているか
スイカといえば、緑色の皮の表面にある、あの黒いシマシマの模様がトレードマークですよね。
あの模様の黒色が濃く、ハッキリしているほど美味しいスイカとされています。なぜ縞模様がハッキリしている方がいいのかというと、その方が「新鮮」なんです。
スイカの美味しさは収穫から下がっていく一方なので、新鮮な方が良い、という点でこの見分け方が広まったとのこと。この方法なら一目瞭然なので、わかりやすくていいですね。
◆ツルが緑色で、その周りが盛り上がっているか
収穫されて間もないスイカは、ツルの色が緑色。
ですが時間が経つほどに、徐々に茶色くなっていくのです。
木に生えている葉っぱが緑色で、木の枝から離れ、地面に落ちるとだんだん茶色になっていく・・・そんなイメージですね。
また、完熟しているスイカは、ツルの根本よりも周りが盛り上がっていきます。ですので、ツルの根本が凹んでしまっているスイカは、まだ熟しきっていない状態、ということが見るだけでもわかってしまいます。
スーパーで売られているスイカは、なかなかツルが付いたまま売り場に並ぶことはないので、この方法を使う機会は先ほどの方法よりも少ないかもしれませんが、万が一、ツルの付いたものの中からスイカを選ぶ際に、知っているとちょっと得した気分になりますね(笑)
食べるだけではなく、選ぶのも楽しい♪
今回『美味しいスイカの見分け方』として、音で判別する方法に加えて、3つの方法をご紹介しましたが、スイカ好きの方などは実践したことがある方法もあったのではないでしょうか?
色々試したけれども、なかなか自分で選んだスイカが甘くなかった・・・なんて経験があった方は、上記の方法を組み合わせて見てみると、美味しいスイカに巡り会える確率もきっと上がると思います。
スイカ農家さんが愛情をこめて作った美味しいスイカを、より楽しく・美味しく食べるために、次にスイカを買う機会があれば、ぜひ試してみてくださいね。
もちろん、『完璧なスイカ』を堪能してみたい方は『ブランドスイカ』をオススメします♪