【家庭菜園】スイカが枯れる原因や対策とは?

こんにちは。あまいスイカ広報部です。

皆さんは家庭菜園で急に作物が枯れた経験はありますか?

フルーツや野菜が好きな人の多くは自宅で作ったりしてみることもあると思うのですが、スイカも例外ではなく、収穫前に枯れてしまうことがあるんですよね。

今回はスイカが枯れる原因やその対策についていくつか紹介していこうと思います。

収穫前のスイカが枯れてしまう原因とは

そもそもスイカが枯れてしまう原因には以下のようなものが考えられます。

雨や湿度による原因と対策

スイカはもともと90%が水分で出来ているほど、水分の多い果物です。

そのため、降りすぎた雨や季節的な高湿度などには弱い植物なんです。日本は四季がハッキリしているために湿気が多く、雨の時期は梅雨として続いてしまいます。スイカの主な旬の時期は6月の後半~9月の初め頃ですから、収穫前に一番負担をかけてしまうことになります。外気はもちろん、土の過剰な湿度などによっても根腐れを起こしてしまうこともあるので、水はけをきっちりとしてあげることで対策することが可能です。

また、自作した雨よけを使っても過水や湿気対策は可能です。

ただし、雨よけには日光が取り入れられるように工夫をするなどの対策も同時に必要になります。

病気による原因と対策

スイカが成長するに連れてかかりやすい病気として、つる枯病、つる割病、炭そ病などが挙げられます。

これらは植物の特性としてかかりやすい病気なので、栽培技術にも関わりますが、原因として持ち上げられるのは【連作障害】や【加湿】です。

連作障害は同じ植物を同じ場所で栽培していると起こりやすい病気の1つで、接ぎ木を使った苗などで対策したり、植える場所を変えることが対策になります。

加湿は土や泥の状態にも左右されるので、一般的には着果する前に土の上にわらなどを敷いておくと対策になります。

着果数の過多でも枯れる原因が起こってしまう

自宅でスイカを栽培していて、着果してくると喜びの気持ちは大きくなりますが、その分、スイカの本体にも着果負担と呼ばれる状態が発生します。

これはメロンなども同じで、着果が増えすぎてしまうと「萎凋病」になってしまう可能性が出てきます。

萎凋病は植物の株全体が萎れたり、枯れてしまう病気の1つなので、収穫前に起こると一気に他の病気を引き起こす可能性もあるんです。

スイカのように果実が大きいフルーツを見ていると、どうしても着果した本体に注目してしまうことがありますが、それらを支えている根っこなどの方が大事だったりもするんですね。この着果負担を軽減するには、単純に果実を増やしすぎないように選定したり、台木を使って病気に強いスイカを作ったりして対策されることが多いです。

着果後は慎重に手をかけてあげることがスイカ栽培では大事なポイント

スイカの栽培方法には、放置栽培やトマトの永田農法に似たようなものもありますが、手をかけて管理された方が、圧倒的に収穫率は高くなります。

もちろん、あまいスイカのブランドスイカはこだわりすぎるほど、こだわって栽培された物なので安心して下さいね♫

また、スイカはもともと乾燥した砂漠の植物ですから、過度な湿度や水気に対しては弱い傾向にあります。

もし、自宅栽培が上手く行かないという方は、湿度管理や水回りに関する管理を見直してみてください♫