スイカ空中栽培に使える棚の作り方

こんにちは。あまいスイカ広報部です。

スイカを栽培するときに省スペース化の出来る「空中栽培」

スイカの果実を浮かせるために特定の区画を「棚」にすることで、太陽が当たりやすく育てやすい環境を作ることが出来ます。

関連:スイカの空中栽培はスペース不要!ネットや支柱で吊るして収穫♫

実際に、果物の栽培棚の作り方には様々な方法があります。

スイカは大きくなるとそれなりの重さになるため、トマトなどに使用される支柱では少し強度が足りなくなってしまうことも。

今回は、スイカの空中栽培に耐えられる棚の作り方をご紹介します。

スイカの空中栽培に最適な棚とは?

画像引用元:https://item.rakuten.co.jp/saien-factory/10000232/

スイカ以外でも、空中で栽培される野菜や果物は色々とあります。

たとえば、きゅうりやゴーヤ、小型のかぼちゃなども空中栽培されます。

いわゆる「ツル野菜」に分類されるものは、特に空中栽培に適していると言われています。

ツル野菜はネットなどを支柱にかけて吊るすことによって、管理がしやすくなったり様々な病気の対策にもなります。

画像のように、市販品もありますが、大玉スイカなどを空中栽培する場合には、重さの問題などで安定性に欠けてしまうことも。

そこで、重さのある大玉スイカにも対応出来る棚の作り方をいくつか紹介します。

スイカ用の栽培棚に便利な材料

野菜用の棚をDIYするのであれば、三寸角材と呼ばれる木の棒がおすすめです。

普通のホームセンターなどにも販売しており、価格も比較的安く、加工もしやすい材料です。

角材は長さも1メートル80センチくらいで販売されているものが多いです。

材料の20センチ~30センチをウネに埋め込むように組み上げることが出来ます。

合わせて水性系のニスなどを塗ると強度も上がります。

支柱は6本ほど用意して、支柱同士を繋げる部分には薄めの木材を使用しても大丈夫です。こちらは上下だけでOKです。

左右と天井になる部分にはネットを張ってツルを這わせられるように組み上げれば完成。

木材で組み上げる場合は、処分するときにも壊して簡単に燃やすことも出来ます。

ステンレス製パイプを使用してもOK

画像引用元:Amazon.co.jp

ステンレス製のパイプは強度は木材よりも当然上ですから、カットには道具が必要です。

ただし、組み上げた後は移動したりしない場合にはステンレス製の方がおすすめです。

組付けには専用の金具が必要になることもありますが、将来的に固定させたいというケースではステンレスパイプが強度も耐久性も高くなります。

スイカ棚を作成しても果実用ネットは必要

大玉スイカなどは大きいサイズだと8キロくらいにもなってくるので、吊るしたスイカを支えるためのネットも必要になります。

ツルを這わせるネットも必要ですが、果実そのものを支えるための専用のネットが必要です。

スイカの空中栽培には合計で2種類のネットが必要ということになります。

果実用ネットは、柔らかいナイロン素材のネットや紐などを加工することも可能です。

天井用のネット、もしくは支柱の間をスイカ本体の下側に支えられるように、果実用のネットで支えるように取り付けます。

大玉系のスイカだけではなく、小玉スイカの空中栽培でも必要です。

既製品を購入するのもいいですが、自作の棚は自由度も高くなるのでぜひ挑戦してみてくださいね!