皆さんこんにちは。あまいスイカ広報部です。
スイカの生態は非常に奥が深く、その歴史は遥か5000年もさかのぼることが出来るほど世界中で愛されているフルーツの1つです。
▼スイカの歴史について紹介した記事はコチラ▼
・はじまりのスイカは美味しくなかった!?美味しくなったのは古代人の努力かも《5000年の歴史》
以前紹介した記事では、スイカの歴史やルーツについて触れてきましたが、今回はどんどんと進化した世界中のスイカについて紹介しようと思います。
スイカと聞くと一般的にはバスケットボールくらいのサイズを想像しますが、現在まで品種改良が進んだスイカの中にはとんでもないサイズのものが存在しているんです!
世界中で進化を続けるスイカ
日本でも美味しいスイカの研究や品種改良は続けられていますが、こういった試みは日本だけのものではありません。
夏になると日本には沢山のスイカがスーパーなどで見られるため、スイカという存在は日本のイメージが強いですが、そもそも世界を見ると生産量1位を占めているのはお隣の『中国』です。
2012年~2016年までの国際連合食料農業機関による統計によると、世界中における生産量の約80%を占める117,000,000トンという想像もつかないような規模で栽培しているんです。
これも以前に紹介しましたが、過去に中国ではスイカが爆発するという珍事件も起こったことがあります。
・【どうしてこうなった】スイカが自然に爆発して事故調査チームが作られる【すいか爆弾】
さらに同統計では2位がトルコ、3位はイラン、4位はブラジル、5位はエジプトと寒暖差が激しい地域が突出しています。
そんな中、日本の生産量は全体の0.36%という小さなものです。
このように世界では多くの国がスイカを生産しており、多くの国でスイカは研究されているのです。
世界で一番小さいスイカとは
画像引用元:http://j.people.com.cn/n/2014/0625/c94659-8745964.html
こちらのスイカはドイツで品種改良された2014年時点で世界一小さいと言われているスイカのものです。
このミニスイカ、なんとサイズは指先ほどという可愛らしいサイズまで成長し、鉢植えなどで育てられます。
大きさは約2センチと本当にミニサイズですが、2014年当時はまだ栽培実験の段階にあり、非常に貴重な株だったようです。
味はバナナやみかんのようにフルーティに仕上がったようで、そのうちサラダスイカなどの名前で発売されるかも知れませんね。
世界で一番大きいスイカは159キロ!
画像引用元:http://cele-naru.com/largest-watermelon-in-the-world/
さきほどは世界で一番小さいと言われているスイカを紹介しましたが、こちらは世界で一番大きいと言われているスイカです。
大きいものと言えば、カボチャやトマトなど何でも巨大にしてしまうアメリカ合衆国。
こちらの画像のスイカはアメリカ、テネシー州のセバービルというところで栽培されたものだそうです。
2013年には重さ159キロのスイカがギネス記録となっており、この大きさまで育てるためにかなりの試行錯誤を繰り返した結果、”割れないまま”ここまで成長させることに成功したのだそうです。
味については触れられていないので、あまり美味しいものではないのかも知れません汗
大小様々なスイカの進化に驚愕
さて、今回は世界のスイカシリーズとして世界で一番小さなスイカと大きなスイカと言われているものを紹介してみました。
もちろん、大小の進化だけではなく、日本のように味を追求する研究や進化も、現在進行形で進んでいます。
あまいスイカでは一般的には出回らないような最新の美味しいスイカを常に探しておりますので、ぜひ今後も新しい品種ラインナップにご期待ください!