こんにちは。あまいスイカ広報部です。
我が家のスイカくんに栄養をあげたい!でもどんなタイミングであげれば良いのか分からない。。。
スイカの肥料やりは少し難易度が高いものなので、回数やタイミング、量などに注意する必要があります。
今回はスイカに肥料をあげる回数や、それぞれのタイミングなどについて紹介していきます。
※当記事で紹介する内容は一般的な家庭菜園を指標としています
スイカへの肥料どんなものを選ぶべき?
家庭菜園でスイカを栽培する場合には、主にネットショップやホームセンターなどで肥料を購入される方が多いかと思います。
スイカに限らず、植物への肥料は「化成肥料」や「有機質肥料」といった化学成分と有機質を重視した商品があります。
スイカに必要だとされる栄養素は
- 窒素
- リン酸
- カリ
という3大要素です。
各成分の配合量はメーカーなどによって変化しますが、家庭菜園では比率が1・1・1くらいでバランスが取れるそうです。
細かい成分の詳細などは詳しく調べてもわかりにくいですし、理解しようとしても難しいポイントが多いんですね。
そんな時は「スイカ用」と表記されている肥料を選ぶことが1番おすすめです。
画像引用元:Amazon.co.jp
こちらの肥料はアミノール科学研究所から販売されている「すいか、メロン」の専用肥料になっています。
一般的には有機質肥料の方が果物や野菜は美味しくなるとされていますが、化成肥料に有機質が含まれているものが家庭菜園のスイカでは主流になっています。
迷ったら「すいか用」「すいか専用」などの表記があるものを購入しておけば、大きな失敗に繋がる可能性はグンと下がりますよ。
スイカに肥料をあげるタイミングや量はどのくらい?
スイカは肥料をあげるタイミングが重要です。
肥料が多すぎると、つるボケの原因になったり、肥料が足りないとあまいスイカには成長してくれません。
具体的に肥料を与えるタイミングは
- 植え付け前の土作りの段階
- 苗がしっかりと土に馴染んでツルが伸び始めた段階で1回
- 受粉させて果実がソフトボールサイズ前後まで育った後
- 最初の追肥から3週間ずつくらいの間隔を明けて
スイカは最初に土作りの段階で元肥になる肥料を混ぜ込みます。
それから植え付けて馴染むまでは肥料を足さず、つるが伸び始めた頃に1回のみ追肥をします。
その後はつるを処理したり、受粉をさせたりなどの工程が終わって、実が少し大きくなり始めてから追肥をします。
量は1平方メートル辺り50g程度。
その後も、大きく間隔を空けて追肥をするのが一般的な肥料を与えるサイクルです。
参考:https://www.takii.co.jp/tsk/y_garden/spring/suika/index.html
追肥をするときはつるの先辺りに馴染ませて盛り土をするのが効果的です。
植物は根っこが一番栄養素を吸収する場所なのですが、根に近すぎると果実などの方に栄養素が行き渡りにくいそうです。
タイミングを見極めて追肥はほどほどに
家庭菜園をしていると、生育の状況を見てついつい肥料を多くしがちですが、スイカは肥料が多ければ育つという植物ではありません。
果実をしっかりと大きく育てるためには、追肥の量や間隔をバランスよく保ちましょう。
料理などは慣れれば感覚で作ることも出来ますが、おいしいスイカを育てるには「肥料の裏」にあるレシピ通りに使ってみることが一番です。忘れそうな場合にはスマホなどにカレンダーでメモをしておくのも良いですね。