こんにちは。あまいスイカ広報部です。
家庭でのスイカ栽培は難易度が高く失敗しやすいものですが、失敗の原因を先に知っておくことで、ある程度の対策をすることは出来ます。そこで今回は、スイカ栽培に失敗しやすい原因を5つに分けて紹介していきます。
すでに失敗を経験した方も、これからスイカ栽培にチャレンジする方も参考にしてみてくださいね。
スイカを育てる前に知ってほしい失敗の原因
家庭菜園は気軽に始められることから、スイカにチャレンジする方も多いですが、何も知らない状態で始めてしまうと多くの場合は失敗に繋がってしまいます。
スイカ栽培に失敗する原因は様々なものがありますが、中でも失敗しやすい原因はいくつかに分類可能です。
特に家庭菜園で失敗しやすいポイントは以下の通りです
- 定植が失敗してしまっている場合
- 水やりが多すぎてしまった場合
- 肥料の回数が多すぎてしまった場合
- 病気に気づかなかった場合
- 受粉に失敗して実がつかなかった
それぞれ、どんな症状や対策があるかを紹介していきますね。
①定植が失敗して苗が枯れてしまうパターン
比較的初期の段階で気づきやすい失敗のパターンとしては、苗から土への定植に失敗するというものがあります。
スイカの苗は非常にデリケートなので、寒さや病気、害虫に弱いです。
このため、弱い苗や寒さに冷やされた苗などは、すぐに枯れてしまう原因になりやすいのです。
また、スイカが苗の時に害虫が付いていたりしても、病気の原因になります。
②水やりが多すぎてしまったパターン
スイカの水やりが大切な時期は、苗を定植させる段階で根っこを育てるタイミングです。
しかし、一度根っこが育ってしまうと、逆に湿気に弱くなり、土壌に水分が多くなると加湿で根腐れを起こしてしまう可能性もあります。
根腐れが起きると、著しく生育に影響が出るため失敗の原因になりやすいです。
③肥料の回数が多すぎて失敗する経験ケース
スイカの肥料やりはしっかりとタイミングを見極めて行う必要があります。
最初の土作りから、追肥の量、タイミングを適切にしないとツルぼけなどの原因になってしまうことがあり、正しく育ちません。
④病気に気づかなくて失敗するケース
スイカは害虫が原因になったり、土壌や天候が原因でも病気になってしまうことがあります。
また、無事に果実を付けても、泥などに含まれた病気が感染ったり、葉っぱの裏などに潜んでいる虫から病気になっていまうこともあります。
これらはしっかりと目視で確認したり、虫を防ぐための対策をしている必要があります。
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他にも、病気に強い接ぎ木の苗を使用するなど、病気対策は出来る限りしておいた方がよいです。
⑤受粉に失敗して実がならないケース
初めてスイカ栽培をすると、スイカの受粉に失敗して、実がならないままツルや葉っぱばかりが育ってしまうことがあります。
スイカの受粉もタイミングや時期が大切だとされており、一般的な家庭菜園では人工受粉をさせることが主流です。
逆に、自然に受粉する環境にあっても、実がなりすぎれば失敗に繋がるので、管理でしっかりと対策をしてあげる必要があるんです。
しっかりと予習をして失敗の確率を下げる
スイカは普通に栽培するのも難しいので、先に予習をしていれば成功率を上げるというよりは失敗する確率を下げることが可能です。
今後スイカ栽培にチャレンジしてみたい方は、ぜひ先に予習してからチャレンジしてみてくださいね!