スイカに含まれるリコピンはトマトの〇〇倍もある!?
リコピンは一般的に赤い野菜に多く含まれているというイメージはあると思います。
一般的に有名なもので言えば、トマトや人参などでしょうか?
今回はアンチエイジング効果や生活習慣病予防にもいいとされている、スイカのリコピンについて詳しくご紹介していきます。
ぜひスイカを食べる時にふわっと思い出して下さいね。
スイカのリコピン含有量はトマトの1.5倍!!
リコピンは赤い色素に含まれる成分でカロテノイド色素の一種です。
主に赤い食材に含まれる栄養素として有名ですね。
前文にもあったように、赤い食材として有名なトマトがリコピン豊富だということはみなさんご存知かと思いますが、じつはスイカの方がリコピンが多く含まれていたのです。その含有量はなんとトマトの“1.5倍”!
もちろん、日常的に食べることを考えるとトマトの方が色々な栄養が豊富なのですが、夏の時期などはスイカからリコピンを効率よく摂取するのがおすすめです!
トマトなどであれば子どもが嫌がってしまうこともありますが、スイカであれば多くの子どもたちも喜んで食べてくれますよね!
ここからは、スイカに豊富に含まれている【リコピン】の効能についてお伝えしていきます。
リコピンの効能について
名前は有名だし知っているけど、リコピンってどんな効果があるの?
と詳しくは知らない方もいるかと思いますので、少し掘り下げて説明していきます。
まず、リコピンには『抗酸化作用』というものがあり、その効果がとても強く、その抗酸化パワーはビタミンEの100倍以上もあると言われています。
この抗酸化作用は、血流をよくする働きや、シミ・そばかすの原因となる活性酸素を除去する働きがあるため、お肌のターンオーバーを促してくれたり、コラーゲンの分解を抑止・生成を助けてくれます。
その作用によって美肌効果が得られるので、“食べる美容液”と言われることもあるんです!
また、抗酸化作用が悪玉(LDL)コレステロールの酸化を抑えてくれることによって、血流がよくなり新陳代謝を活発にしてくれるので、体脂肪の燃焼が促され、肥満を予防して生活習慣病の改善効果が期待できます。
これだけでも、リコピンがすごい栄養素ということがわかりますよね。
でもリコピンのすごいところはまだまだあるんです!
(※あくまで投薬治療をしている方たちの結果ではありますが)
喘息持ちの方は喘息のない方に比べて血中のリコピン濃度が3割ほど低いため、リコピンを継続して摂取すると、症状が緩和されることが明らかになったそうです。
他にも以下の内容がリコピンの効能として挙げられています。
- 肺気腫の予防
- 日焼け防止
- 花粉症の緩和
- 骨粗しょう症
- 白内障や黄斑変性症などの視覚障害の予防
もちろん、リコピンを取ったからといって絶対にこの効果を得られるものというわけではないかと思いますが、こんなに身体にいい栄養素なら取って損はしないですよね!
当然リコピンも多量摂取で何かが改善するというものではありませんが、スイカの効果の一部として覚えておくと嬉しいポイントです。
夏のデザートはスイカが◎
いかがでしたか?
スイカに含まれるリコピンにはまだまだ意外と知らない効能などがあった方も多いかと思います。
私自身も、こんなに身体によい栄養素が沢山含まれているとは知りませんでした。
しかも、美味しく摂取出来るのがスイカの利点ですよね!
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ただ、より多くのリコピンを摂取するには生で食すよりも、加熱・加工(擦りつぶしたり)をした方がより効率よく摂取できるそうなので、そのままで食べるだけではなく、スイカのアレンジ料理などに挑戦してみてもいいかもしれません。