スイカ割りの公式ルール!驚きの審査基準を徹底紹介します!

夏といえば海!そして、家族連れ・友人や仲間たちでワイワイ楽しむのに人気のスイカ割り!

今回はそんなスイカ割りに関する情報をみなさんにお届けします。

スイカ割りには【公式ルール】があるということを、みなさんご存知でしたか?

公式ルールがあったことにもびっくりですが、、、そのルールが非常に面白いんです!

もしスイカ割りをする機会があれば、ぜひこの【公式ルール】縛りでスイカ割りしてみてください(笑)

ワイワイやるスイカ割りもいいですが、真剣にやるスイカ割りも、案外面白いかも・・・!?

※本記事はJAみちのく村山が公開しているPDFを参考に掲載しております

http://www.mitinoku.or.jp/tokusan/suika_wari_rule.pdf

山形県の尾花沢市にはスイカ割り推進協会があった

 

夏の海での遊びとして広く知られる『スイカ割り』

じつは遊びではなく、なんと“スポーツ”だったのです!!驚きですよね・・・!

日本でも有数のおいしいスイカの産地である山形県の尾花沢市が創設した【日本すいか割り推進協会】による公式ルールも存在しています。

尾花沢市のスイカは非常に有名で、あまいスイカでもブランドスイカの認定をさせて頂き、販売している農家さんもいらっしゃます。

尾花沢市のブランドスイカは以下をチェックしてみてくださいね♫

尾花沢甘さ1番すいか(大サイズ)1玉入り【2022年発送予定】

毎年、売り切れの人気お取り寄せスイカになっています。

さてさて、スイカ好きとしてはどうしても気になる、スイカ割りの公式ルールを見ていきましょう。

【公式ルールその1】競技場所、立ち位置

競技場所という言葉から、もう遊びではない雰囲気を醸していますね。

スイカ割りといえば、やっぱり海辺の砂浜を連想しますがどこが適しているのでしょう?

また、スイカ割り公式ルールはなんと立ち位置も決まっているとか・・・それでは早速みていきましょう!

  • 【競技場所】競技場所は基本的にはどこでも楽しめるスポーツなのですが、できれば「砂浜」 又は 「芝生のある広場」が最適
  • 【立ち位置】スイカと競技者(スイカを割る人)の間の距離は、5m 以上7m 以内

やはり砂浜なんですね。

でも芝生でやるとしたらやっぱり夏のBBQの時などがいいかもしれません!

【公式ルールその2】用意するもの

 

スイカ割りの公式ルールによると、使用するものや必要なものは決められています。

  1. 直径 5cm 以内、長さ 1m20cm 以内の棒
  2. 目隠し用の 手拭 または タオル
  3. スイカ(日本国産のスイカ限定)

こんなに細かいの!?と思いますよね(笑)そうなんです。

これは遊びではなく立派な“スポーツ”なのです!

【公式ルールその3】競技者・審査員

通常のスイカ割りだと、1人が目隠しをして、後ろでみんながワイワイと笑いながら「そっちじゃない!」「もっと右!」など声で指示しているイメージですよね。

驚くことに、この項目だけはみんな公式ルールに従っていたのです!

  • 【競技者】スイカを割る人1名と、複数のサポーターで1組とし、キャプテンを決める。

サポーターの人数に制限はありませんが、スイカを割る人に対して

『あっちだ!』『そっちだ!』

と的確なアドバイスを出さなければいけないので、事前に自分のサポーターの声を認識しておかなければなりません。

そして、次の内容が個人的には1番面白かったです(笑)

  • 【審判員】審判員となる人は、第一前提として“スイカが大好きであること”が条件。また、公正な道徳心を持つ健康な人であり、特に以下の設問に3問以上答えられる人。
  • 問① スイカの一番甘い部分はどこか?
  • 問② スイカの水分はどのくらい?
  • 問③ おいしいスイカの見分け方は?
  • 問④ スイカの種ってどのくらいあるか?
  • 問⑤ スイカの原産地は?

ご覧の通り一般の人には審査員への道のりが、わりと厳しい!!(笑)

ちなみに、あまいスイカ主催のスイカパーティーなどに出題されるクイズコーナーでは簡単に答える人ばかりの問題です。

・【第一回スイカパーティー】詳細レポート

あまいスイカ代表である佐藤主催で、不定期に開催しており、毎回スイカ好き同士で盛り上がっています。

スイカのプレゼントコーナーやクイズコーナーを始め、新作スイカの試食なども出来る貴重な機会ですので、スイカパーティーなどの情報はあまいスイカ佐藤の公式Twitterをフォローして確認してみてくださいね♫

さて、スイカ割りが始まるまでにも、沢山の細かいルールが決められていますが、競技開始のルール~なんと後始末まで、まだまだ驚きがあるんです。

【公式ルールその4】競技開始!!

さてさて、気になる競技開始のルールはこちら!

  1. 審判員は、競技者とスイカの距離と、用具の確認
  2. 競技者の目隠しを確認する。この時、相手チームのキャプテンを同席し、了解を得る
  3. フォーメーションローリング(スタートする時の回転)をおこなう。回転方向は右回りで、回転数は5回と2/3回転すること

めちゃくちゃに細かい!

というより、回る行為の名称があることに驚きでした(笑)

まさか回転数がここまで細かく決まってるとはつゆ知らず、みんなぐるぐる回っていたことでしょう。

そして回転方向まで決まっている緻密さ。

反対回りだとルール違反になるんですかね・・・?

補足:1991年、JAがスイカの消費拡大を目的として行ったキャンペーンのために定めた【スイカ割り公式ルール】には、目隠しがしっかりと出来ているのか確認するため、競技者の目の前に“1万円を落とす”というルールというのがあったそうです。某亀有の派出所に出そうなエピソードが微笑ましい。。

※現在は存在しないルールとのこと。

【公式ルールその5】競技の進行

ついに切って落とされた戦いの火ぶた。あとはスイカを割るだけじゃないの?とみなさんお思いでしょう。

ですが、じつは戦いの間にも細かいルールが存在したのです。

  • 競技者の持ち時間は1分30秒、審判員は競技終了30秒前と10秒前に報告する
  • サポーターからのアドバイスにおいて、以下の行為を禁止とする。
  1.  競技と関係のないアドバイス
  2. 競技者を中傷するような言動
  3. スイカの真後ろに立ち「声のする方へ!」と言う指示
  • 1人の競技者が終了したら、審査員により勝負の判定をおこなわれる
  • 勝負の判定が終わったら、スムーズに相手チームと交代する

スイカ割りって、サポーターありきのゲームだったんです。というか、、

サポーター次第でかなり結果が左右されそう。。

【公式ルールその6】勝負の判定

いよいよ勝敗の審査。どんな判定基準があるのでしょうか?ここが1番気になるところ!

  1. スイカにまったく当たらなかった場合、時間内であれば3回まで棒を振る事ができる。
  2. スイカの状態から、以下を参考に審査員が点数をつける。

◆空振り・・・0点
◆スイカに当たった・・・1点
◆スイカにひび割れができた・・・2~4点(ひび割れの程度による)
◆スイカの赤い果肉が見えた・・・5~10点

いったい何点が満点のスポーツなんでしょうか・・・とても気になります(笑)

なんでしょうか。このさじ加減がものすごそうなルールは(汗)

【公式ルールその7】後始末

さて、白熱した競技も終わり、あとはみんなで楽しくスイカを食べるだけ!と思いきや、負けたチームにはとても残念な結果が待っていました・・・。

1.勝ったチームには最初にスイカを食べる権利があり、負けたチームは、残ったら食べること
ができる

2.競技場所は、勝負の勝ち負けに関係なく、きれいにして、ゴミは持ち帰ること

なんと悲しい・・・負けたチームは余ったスイカしか食べられないようです。

このルールだと真剣になってしまいますし、子供たちがやった場合ケンカになりかねないですね(笑)

驚きの連続だった【スイカ割り公式ルール】

いかがでしたか?今回はスイカ割りの細部まで調査してみましたが、私もスイカ割りに公式ルールがあるなんてまったく知りもしませんでした。

どんなことにも意外と知らないだけで、公式ルールがあるのかもしれませんね!

遊びは遊びで楽しいものですが、とびきり美味しいスイカを用意して、今年の夏は公式ルールで”本気のスイカ割り”してみても楽しいかもしれません!

(負けたチームは悲しいですが・・・)