スイカと天ぷらを一緒に食べるのは良くないって本当なの?

こんにちは。あまいスイカ広報部です。

皆さんはスイカと天ぷらを一緒に食べると身体に良くないっていう噂を聞いたことはありませんか?

よく他の食べ物であっても『食べ合わせが悪い』という言い方をすることがありますが、例に漏れず”スイカにも食べ合わせが悪いとされているものが天ぷら”なんですね。

では、どんな理由で天ぷらとスイカの組み合わせが食べ合わせが悪いと言われるようになってしまったのでしょうか?

今回は、スイカと天ぷらを一緒に食べるのは本当に良くないのか?ということについて深堀りしていこうと思います。

居酒屋さんなどでは、両方ともメニューにあることが多いので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

スイカと天ぷらの組み合わせが悪いのは都市伝説?

さて、スイカと天ぷらの組み合わせについて今回は深堀りしていきます。

世間的にはスイカと天ぷらを組み合わせて食べると以下のような症状が出ると言われています。

  • 下痢になりやすい
  • お腹を壊しやすい
  • お腹が痛くなる
  • 気持ち悪くなる

などなど、基本的にお腹や胃にダメージがあるようなことを良く言われています。

これらの原因を知るためには、スイカという食べ物と天ぷらという食べ物の特徴について比較していきましょう。

スイカの特徴

スイカはこのブログコーナーでは色々な特徴を紹介していますが、改めて簡潔にまとめていきますね。

スイカは一番簡単に言うと成分の90%ほどが水分で構成されており、残りの10%が糖分や栄養素になっています。

単純に1キロのスイカの果実があると、900gは水分で出来ているということです。

ちなみに、食事としてスイカを食べると、水分を多く摂取するので、胃の中の胃液は薄まることになります。

胃液には消化液など様々なものが含まれているので、【消化の能力は自然と下がります】

天ぷらの特徴と影響とは?

一方、天ぷらは皆さんがご存知の通り、油で揚げて作られる食べ物ですよね。

天ぷらは揚げたてのものであっても油を多く含む食べ物であり、時間が経ってしまうと油が酸化することによってさらに油分が広がっていくという特徴があります。

この油分は体内では脂質として分解されるのですが、油分を分解するためには胃の調子が大きく影響するそうです。

さて、ここで考えなければいけないのは、スイカを食べると胃液が薄くなるということ。

胃液が薄くなるということは、消化能力が低下してしまうので、天ぷらなどの油は分解しにくい状態になってしまいます。

これが結果的に、一緒に食べると胃や腸に影響が出てしまう原因だと言われているんですね。

つまり、スイカと天ぷらを一緒に食べるということは

  • スイカによって胃液が薄くなった状態で油を取り入れてしまう

という状態になるわけです。

スイカと天ぷらの組み合わせはあまりよくなかった

ここまで紹介してきたように、スイカと天ぷらを一緒に食べると、結果的には胃の中の状態に影響するため、あまり良い組み合わせではないということが言えるということになります。

もしも、居酒屋さんなどで食事をする時には、スイカと天ぷらの食べ合わせには注意したほうがいいかもしれません。