こんにちは。あまいスイカ広報部です。
スイカは果肉部分にもたっぷりと栄養があることで知られていますが、実はスイカの皮に含まれている栄養も抜群なのはご存知でしたか?
スイカは種だけでも国や地域によってはお菓子やおつまみなどで食べることもあるので、スイカというフルーツは食べようと思えば全部食べられる非常に便利な食材でもあります。
まだ日本ではスイカの皮を食べる習慣は一般的ではありませんので、今回はスイカの皮を使用したレシピをまとめてお伝えしていきます。
スイカを食べて余った皮だけで作れるので、スイカの皮はぜひ有効活用して欲しい食材なんです。
スイカの皮に含まれる栄養素を知りたい方は、以下の記事を参照ください♫
・皮を捨てるのはちょっと待って!スイカの皮は栄養の宝庫です!
スイカの皮で浅漬けは作れるの?
浅漬けと言えば日本の食卓ではポピュラーなメニューの1つですよね。
多くの場合は白菜やきゅうりなどを浅漬けにして、ご飯のおかずや一品に加えたり、飲食店などのお通しに使われることも多いです。
浅漬けは上記の野菜以外でも人参や大根など様々なものがありますが、実はスイカの皮でも作ることが出来ます。
しかも、栄養素は他の野菜に負けないくらいありますから、健康食としてもおすすめです。
もともと、スイカは果実的野菜の一種ですから皮の中身まで栄養がたっぷり詰まっています。
調理5分!簡単スイカの皮の浅漬けレシピ
まずは、浅漬けレシピに必要なものを準備しましょう。
とは言っても浅漬けに使うのは『スイカの皮』と『塩』のみなんです。
スイカの皮は余ったものをカットして使ってOKですから、実質は塩だけで良いというお手軽さです。
※ふつうのアジシオなどでも作ることは可能ですが、出来れば吸収効率の良い海塩がおすすめです
作り方も非常に簡単かつシンプルです。スイカの皮は通常のスイカをカットするように、薄くカットします。
出来れば3ミリくらいの厚さが食べやすいですが、あとは食感などのお好みで調整してください。
カットしたスイカの皮を密閉出来るタッパーなどに入れて、スイカの重さに対して2%の塩をふりかけます。
例:スイカの皮が100gであれば2gの海塩がベストです
軽く混ぜ合わせたら、一度密閉して、冷蔵庫の中で30分ほど冷やして馴染ませたら完成です。
※5分と言いながら30分というツッコミはなしでおねがいします(苦笑
あくまでも、準備や調理の時間は5分だという意味です、、、笑
スイカの皮の浅漬けは、そのままお味噌汁の具材などにすることも出来ますし、サラダに軽く混ぜてもアクセントになって美味しく頂けます。
スイカの皮のサラダ
夏といえば色鮮やかなお料理が楽しい季節ですので、サラダも色鮮やかな野菜を使って目にも楽しいサラダがいいですよね!さらにスイカのさわやかな白い皮を使うといつもと一味ちがうサラダに。
<材料>
・スイカの白いところ すいか1/8玉分
・紫キャベツ 1/8個
・きゅうり 1/2本
・赤、黄色パプリカ 各1/4個
・トマト 中1個
<ドレッシング>
・マヨネーズ 大さじ3
・すし酢 大さじ2
①トマトは縦に1/8に切り、他の野菜はせん切りにします
②スイカの緑色の皮はむいて、白い部分をお好みの厚さに切ります
③ドレッシング用の材料を混ぜ合わせて、①とドレッシングを和えて、器に盛り付けたら完成!
スイカの皮・ウインナー・卵の炒め物
こちらのレシピはお子さまも楽しめる食べやすいレシピです。
お好みでカレー粉などを入れても美味しいかも!これなら立派なご飯に合うおかずとしても出せるのでは?
<材料>
・スイカの皮 1/16玉
・ウインナー 2本
・卵 1個
・塩コショウ 少々
・オリーブオイル 少々
・コンソメ 小さじ1弱
①スイカの皮は5ミリ幅に切る。
②ウインナーもは食べやすい大きさに切る。
③フライパンにオリーブオイルを入れ、①②を入れて炒める
④卵に塩コショウして混ぜてフライパンに入れて炒め、コンソメで味をつけたら完成!
スイカの皮ピクルスでシンプルに食卓を彩るレシピ
画像引用元:https://www.amazon.co.jp/
スイカを使ったピクルスを作るときには先に紹介した皮で作った浅漬けをそのまま使えるのですが、浅漬けとは別に漬け込むピクルス用の液を作る必要があります。
香りや風味をつけるためにハーブなどが必要ですが、どれもスーパーで買えるものばかりですから、簡単に作ることが出来ます。
スイカピクルス液の材料と作り方
スイカの皮をピクルスにするための漬け液を作るためには以下の材料を準備しましょう。
- 白ワインビネガー・・・150ml
- 白ワイン・・・150ml
- 粒マスタード・・・大さじ1
- 黒胡椒・・・粒のものを少々
- タイム・・・適量
- ローリエ・・・1枚
白ワインビネガーはお酢で代用することも出来ますが、ワインビネガーのほうが栄養価も高く香りもよくなるのでオススメです。
作り方も非常に簡単!
粒マスタード以外の材料を鍋に入れて、軽く沸騰させて一度冷まします。
しっかりと粗熱が取れたら、マスタードを加えたところに『スイカの皮の浅漬け』を加えます。
30分から1時間ほどで味が染み込むので、冷やしてから食べるとさっぱりとして美味しく食べられます。
冷蔵庫で保存すれば、約10日~2週間ほど保存可能です。
スイカのピクルスを使ったアレンジレシピ
せっかくピクルスを作っても食べ方があまり分からないという人も多いので、ピクルスを使ったメニューも合わせて紹介します。
もちろんそのまま食べたり、簡単にサラダに混ぜるのも良いですが、一番にオススメしたいのはサンドイッチです。
サンドイッチの具材はお好みのもので良いのですが、パンをしっかりとカリカリに焼くのがコツです♪
ピクルスと味の相性が良いものも参考までに紹介しておきます。
<ピクルスと相性の良い具材>
- チーズ類(プロセスチーズではなく、生のチーズがおすすめ!例:モッツァレラ、ゴーダ、ゴルゴンゾーラなどなど)
- ハム類(ふつうのハムでも美味しいんですが、おすすめのハムは燻製にしたものです)
- サラダ類(サラダ類はサンドイッチには欠かせませんが、トマト、キュウリ、レタス)
よく、ハンバーガーなどにもピクルスが使われていますが、味も全然違ってくるのでぜひおすすめしたいレシピの1つです。
スイカの皮で作ったピクルスは日持ちしてくれるのも嬉しいポイントです。
スイカの皮を使用した簡単アレンジレシピ
スイカの皮のレシピにも色々なものがありますが、暑い時期に食べるには、さっぱりとしたアレンジがオススメ!
料理時間の時短にもなりますし、栄養価も豊富で食べやすくなります。
浅漬けやピクルスはそのままでも食べやすいですが、食卓に並べる時には少しアレンジしたものを出すと、飽きも来なく消費もしやすくなりますよ~♪
せっかく作ってもそのままだと消費し切れないこともありますから、ぜひアレンジしてしっかり栄養を付けてください!
スイカの皮入りサラダレシピ
普段、ご自宅で作っているサラダに、スイカの皮料理をトッピングするだけで少し違った味わいになります。
アレンジとはいってもサラダにスイカの皮のピクルスや浅漬けを足すだけなので、すぐにでも出来ますし、余ったスイカの皮を消費するには最適なんです。
栄養価も上がりますから、暑い時期にはぴったりな一品です。
スイカの皮の和え物(ごまやかつお節など)
スイカの皮は和え物にすると、シャキシャキとした食感が活きるので美味しくなります。
相性が良いのは「ゴマ」や「かつお節」などです。味付けに少しの和風だし(もしくは白だし)を足して召し上がってみてください!
お味噌汁との相性もいいですし、胃への負担も軽くてオススメです。
朝でも夜でも食べやすいので、ぜひ余りそうな場合は和え物にして使ってみてくださいね。
スイカの皮のピリ辛お漬物
少し味に変化がほしい時には、七味を使ってピリ辛にするのがオススメ。
辛味には食欲を促進する効果がありますから、バテやすい時期には比較的食べられることも多いですよね。
あまいフルーツであるスイカの皮をわざわざピリ辛にするの?
っと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、実はお酒などのおつまみとしても合うくらい美味しいんですよ♪
使うのはスイカの皮の浅漬けです。
ビンで売っているスーパーなどの安い七味唐辛子と、お酢、砂糖と醤油をお好みで軽く足せば、簡単に作ることが出来ますので、ぜひ試してみてくださいね♪
暑い時期に食べたい温かいスイカを使ったスープレシピ
暑い季節に暑いものを食べるのってなかなか気分が乗りにくいですよね。
BBQなどであればテンションも上がって食べやすくもなりますが、あくまでもその場限りのものです。
日常的に摂取するものを考えると、温かいスープが一番食べやすくてオススです。
冷房などをよく使用する夏には身体が冷えやすく、「冷え」は様々な体調不良の原因になると言われていますから気を付けたいところです。
こういった時期には朝や寝る前などは軽く温かいものを食べると、体を内側から温めることが出来ます。
普段の食卓の汁物をスープに置き換えるだけで栄養価も抜群で体にも優しい一品になっちゃいます。
スイカ×スープというレシピは一般的にはあまり知られていない組み合わせですから、ぜひぜひスイカ好きな方はチェックしてみてくださいね♪
スイカの中華風スープ
中華風スープにスイカ??っとこれまた驚かれるかもしれませんが、スイカの皮とスープは相性も栄養価も抜群なんです。
<材料一覧>
- スイカの皮(一口サイズにカットしたもの)
- ごま油
- 醤油
- ウェイパー(中華味の素)
- 白ネギ(細切り)
- ラー油(白ネギと混ぜる用)
- お水
上記以外にもお好みで具材を足してもよいのですが、スイカの皮をメインに考えるとこれくらいでも充分に美味しいです。
先にお水とスイカの皮を鍋に入れて沸騰させてから弱火に、スイカの皮がまだ少し固めの段階で醤油、ウェイパーを足します。
細切りにした白ネギをラー油と混ぜて、ウェイパーが溶けて来たら火を止めます。
器にうつしてスープの上に白ネギをひとつまみ、ごま油をひとわましかければ完成!
※辛いのが苦手な方はラー油の量を調整してみてください
スイカのコンソメスープ
お家で簡単につくれるスープと言えばコンソメスープです笑
コンソメの素さえあれば簡単に作れますが、具材にスイカの皮を使えます!
<材料一覧>
- スイカの皮(薄切りがオススメ)
- 玉ねぎ(1/4カット)
- お水
- コンソメの素
- ベーコン
- ホワイトペッパー
スイカの皮を薄切りにして、ベーコンと一緒にかるく炒めます(焦げ目の出ない程度が目安です)
お水を火にかけて、1/4カットにした玉ねぎをそのまま入れます。沸騰してから少し玉ねぎがふわっとしたら火を止めてコンソメの素を溶かします。
最後に弱火にして先に炒めたスイカの皮とベーコンを足して一度沸騰したら完成です。
スープを飲む前にお好みでホワイトペッパーを入れて味を調整すれば美味しいスイカのコンソメスープを楽しめますよ~♪
夜に作っておいて朝ごはんと一緒に食べたりするのにもオススメの一品です。
少し変わったスイカのレシピメニューで美味しく栄養を
今回は作り置きのできるスイカの皮レシピを中心に紹介してきました。
スイカはもともとウリ科ですから、ウリを調理する方法と似ていることがありますが、栄養や食感は変わってきますし、ウリのように食べるために買う!おちうよりも、スイカを買ったついでに作れるというのもポイントです。
スイカの皮だけでも、非常に多くのお料理が出来るので、ぜひ捨てずに活用してあげてください。