【豆知識】スイカの季語は秋を意味してた?意外なスイカの季節について

こんにちは。あまいスイカ広報部です。

みなさんはスイカと言えば『夏』というイメージが強いですよね。今現在でもほとんどがスイカのイメージといえば夏に繋がりますが、実は昔のスイカは旬の時期が立秋のあとだったそうです。

立秋は8月7日以降だったことから、昔は暦に合わせて秋を表す季語として『スイカ』が使われていたと言われています。

また、ベトナムなどでは正月にスイカを飾るなど、時期も使い方も国によって様々なんですよね。

今回はみんなのあまり知らないような、『スイカ』の秘密について紹介していこうと思います。

歳時記に登場する西瓜

歳時記(さいじき)はあまり耳慣れない言葉だと思いますが、いわゆる俳句、俳諧など日本文学の言葉を季節や例などに分類して記した書物のことです。

歳時記はその時代の季節の行事や動植物にいたるまで、いわゆる風俗的な世相を反映したものだと言われています。

簡単に言えば、その時代に使う言葉の例が見て取れるお手本のまとめのようなもの。

この歳時記と呼ばれる書物には『西瓜』が登場します。

ここでは、秋と夏の判断が難しいとも言われていますが、暦の上でという見方をすると、現代でいう夏の終りの風物詩として『西瓜』という言葉が使われているそうです。

あくまでも文学の上での見方ですが、今のように夏の初めから終わりまでスイカを楽しめる環境ではなかったことが分かりますよね。

スイカが夏のものであるという固定観念は先に述べたように現代にも残っています。

しかし、沖縄などでは冬に収穫されるスイカもあるんですよ!

沖縄県、熊本県では冬でもスイカが収穫される

近年、多くの品種が生まれているスイカは、その土地の気候などに合わせて栽培されることも増えてきました。

また、ハウス栽培が可能になったことも旬の季節を超えてフルーツを味わえる一つの要因になっています。

あまいスイカでも冬にもスイカを販売していましたが、日本一のスイカ県である熊本県や温暖な気候の沖縄では『冬スイカ』と呼ばれる品種も栽培されています。

これらは名前の通り『冬に食べることを迎えるスイカ』であり、従来の概念とは真反対の感覚ですよね。

最近ではこういった季節が真反対になったフルーツも増えており、人気も高くなってきているんです。

季節の垣根を超えたスイカの存在

スイカだけに限ったお話ではありませんが、最近では季節の垣根を超えて色々なフルーツが栽培されています。

あまいスイカでも、なるべく一年を通して美味しいスイカをお届け出来るように、これからも努力していきますので、よろしくお願いいたします。