【色】赤いスイカと黄色いスイカの違いを徹底解説!味や栄養素は?

こんにちは。あまいスイカ広報部です。

スイカといえば【赤い果肉でみずみずしい】イメージがありますよね。

一方で、ブランドスイカの中でも最近は珍しくない【黄色い果肉のスイカ】

そもそもスイカの果肉は赤色一色ではなく、もともとはほとんど色味もなく、味気ないものでした。

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その後、様々な品種改良が続けられており現在のようにカラフルで甘いスイカになっていったのです。

ところで、これら黄色のスイカと赤いスイカの違いってどんな所にあるのかをご存知でしょうか?

ここではそれぞれに含まれる栄養素や味、今回は【赤いスイカと黄色いスイカ】の違う点をご紹介していきます。

実はスイカはもともと赤色ではなかった?!

多くのスーパーで売られているスイカは赤色で、なかなか黄色いスイカを見かける機会は少ないかもしれません。

でも最近ではブランドスイカの中でも黄色い果肉の品種も多く出てきました。

大半の方は赤いスイカ身近な存在であるため、最初から赤い果肉と思っているかたも多いかもしれませんが、じつはそうではなかったのです。

前述しましたが、実はもともとの野生のスイカの果肉は黄色っぽい白い色だったんです。

あまいスイカの代表佐藤が、下の動画でカットしているスイカは原種に近いため、中身が真っ白になっています。

スイカは南アフリカなどの水分が貴重とされていた地域で生まれたため、『ウォーターメロン』という名前の通り、水分を摂取するのにいい食物とされていました。ただ、スイカは昔から今のように甘かったわけではないので、少し苦みがあり、果肉も固く、お世辞にも美味しいとは言えないものだったそうです。

そこで、どうせ食べるなら美味しいものにしようと、品種改良を重ねて、今のスイカに通じる美味しいスイカを作ろうと試行錯誤しているうちに、糖度を決める赤色の遺伝子と結びつきが強くあることが判明したため、最終的に赤い果肉スイカが作られるようになったのです。

このように様々な改良は現在でも続けられており、美味しさを追求した新しい品種が沢山登場しています。

ただし、新しい品種は栽培技術も必要なため、市場に多く出回ることは少ないのです。

黄色いスイカはどんな味がする?

黄色いスイカは、赤いスイカと大きく色に違いがあるので、どんな味か気になりますよね?

黄色のスイカを食べたことがない人も沢山いらっしゃるかと思います。

ですので、まずは【黄色いスイカの味・品種】について詳しくご紹介していきます!

黄色いスイカの代表『おつきさま』

品種名:おつきさま/産地:北海道

こちらの品種の特徴は、何と言っても『真っ黒な皮』です。

スイカといえば緑色の皮に黒い縞模様を想像されるかと思いますが、この品種は皮が爆弾のように真っ黒なのです。

それだけでも特徴的なのですが、それに加えて果肉も『黄色』なのでインパクトがすごいですよね。

味の特徴としては、さっぱりとした上品な甘みが美味しいとの評判。

【おつきさま】はとてもレアな品種で、北海道と首都圏以外ではなかなか手に入らないそうですが、ネット販売もされているので地方にお住まいの方でもお取り寄せも可能です。

小玉でお手軽な『ひまわり』

品種名:ひまわり/産地:北海道

ひまわりの生産が盛んな地域で育ったスイカで、その地の特産品としてこの名前が名づけられました。こちらの品種は小玉で保存がしやすく、前述のスイカと同じくスッキリとした甘さで人気を呼んでいます。

『ひまわり』の皮は部分は緑色で黒い縞模様のスタンダードなスイカですが、切ったときに中から出てくるのは鮮やかな黄色なので、なんだか物珍しくてお子さんなども喜んでくれると思います!

食べ慣れた味『おおとり』

品種名:おおとり/産地:北海道

こちらの品種も小玉スイカです。

縞模様も皮の色もスタンダードなものですが、おつきさま・ひまわりよりも、小玉な分だけ甘さがギュッと凝縮されていて普通の黄色いスイカよりも甘みが強いのが特徴です。食感はシャリシャリとしていて、果肉に繊維が少ないためとても舌触りもいいそうです!前述の品種の中では、1番赤いスイカのような味わいに近いものとされています。

こちらも小玉スイカで縞模様。おつきさまやひまわりよりも、甘さがぎっしりと詰まっています。

<番外編>黄色いスイカの品種

品種名:サマーオレンジスイカ/産地:千葉県

こちらの品種はなんと、果肉ではなく【皮】が黄色いスイカなんです!パーティーや贈り物にもピッタリなスイカで注目されること間違いありませんね!

とても鮮やかな黄色が美しい、黄色い皮の珍しいスイカ!見た目の珍しさだけでなく、甘さも十分。

果肉部分はみなさんがよく食べている、赤色のスイカと変わりません。

味の特徴はとってもみずみずしく、ジューシーな甘みがあるそうです。

また、こちらの品種は通常の大きさのスイカはもちろん、小玉スイカもあるそうですので、一度ネットで購入してみてもいいかもしれません。

まだある?赤いスイカと黄色いスイカの違い

続いて、赤いスイカと黄色いスイカの味や栄養素の違いをご紹介していこうと思います。

野菜やフルーツの色ってすごく鮮やかですよね。

その色味は、含まれている栄養素によって大きく変わるため、野菜・フルーツにはそれぞれ沢山の栄養価があることがわかります。黄色いスイカのもつ栄養素は赤いスイカとなにが違うのか、また、どのような効能があるのかを解説していきます。

黄色いスイカに含まれている【キサントフィル】

みなさんはキサントフィルという名前を聞いたことはありますか?

わたしはあまり耳になじみのない名前だったので調べてみました。

【キサントフィル】には主に以下の効能があるといわれています。

  • 脂肪燃焼効果
  • 眼病予防/目の疲れを回復

赤いスイカのもつ「リコピン」とはまったく違った効能ですが、どちらも美容によさそう!というのが第一印象でした。

この【キサントフィル】という栄養素が黄色いスイカには豊富に含まれており、継続的に摂取することでその効果を発揮するといわれています。

※もちろん効果に個人差はあります

調べるまでは色や味が少し違うというだけで大して変わらないだろうと思っていましたが、色が違うだけでここまで効能が違うことに驚きました。

キサントフィルは黄色いスイカに含まれていますが、赤いスイカには全く含まれていないそうです。

逆に赤いスイカに含まれているリコピンもしかり。

黄色いスイカも赤いスイカと同じく甘い!

では、味はどうなのか?というと、黄色いスイカは「ふつうに甘い」のです。

糖度でいっても11度~12度ほどと、赤いスイカと大きな差はありません。

ただ、赤いスイカよりも色のイメージだったり、あまり市場に出回っていないといった点で「あんまり甘くない・美味しくないんじゃないか?」と思われている方もいらっしゃると思いますが、そんなことはありません。

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果肉が赤いスイカと食べ比べた時に、視覚的イメージなのか赤いスイカのようにガツンとくるような甘さはなかったように思いますが、優しい甘さといったところでしょうか。

黄色いスイカの方がなんだか野菜感があるかも・・・?

なので初めて食べたけど求めていた甘さと違った!という方はスイカそのまま単体で食べるのではなく、少々アレンジを加えてスープやジュース・スムージーにしてみるといいかもしれません。

含まれる栄養素によって生まれる色のバリエーション

ここまで読んでいただいた方は、赤いスイカと黄色いスイカの違いについてはもうばっちりだと思います。

市場ではあまり出回らないため少々食べる機会は少ないとは思いますが、見かけたら一度挑戦してみたいですね!(お値段でいうと赤いスイカよりも少し上に設定されている場合もありますが、そこまで価格に大きな差はありませんので、ぜひ食べてみてください!)

また、珍しいため贈答用などにも喜ばれるのではないでしょうか?

今ではブランドスイカの品種で黄色い果肉のスイカも豊富にありますので是非一度あまいスイカの商品ページでも探してみてくださいね♫