こんにちは。あまいスイカ広報部です。
皆さんはスーパーなどで販売されているカット西瓜を見たときに
「ダイスカットとおうぎ形カット、どちらを買おうかな?」
と悩んだ経験はないでしょうか?
一般的には量の問題でどちらかを選ぶことの方が多いかもしれませんが、実はスイカはその特徴からカットの形状によっても味が変わることがあります。
なぜ味に変化が起こるのか?それは中心部分の甘さに秘密があるんです。
スイカは真ん中が一番甘いと言われている
多くの人が体験していると思いますが、スイカを食べる時、皮のギリギリの部分は残されることが多いですよね?
かくゆう筆者も、子供の頃は皮の近くはあまり食べていなかった記憶があります。
これは単純にスイカは中心部から甘さが広がっているため
皮に近づけば近づくほど糖度が下がっているからなんです。
スイカの甘さは糖度だけではありませんが、やはり極端に糖度が下がれば甘さも落ちます。
つまり、おうぎ形のスイカを食べていて、最初の一口が一番美味しいのはスイカという植物の特性にも影響されています。
しかし、これがダイスカットになればどうなるでしょうか?
ダイスカットをすると甘さが平均化されやすい
スイカをいわゆるダイスカットで販売すると、甘さが多少違っても味わいを平均化出来るというメリットがあります。
ダイスカットされるスイカは、皮から少し離した部分を最初に切り離して
その後、四角いひとくちサイズにカット加工されることが多いんです。
こうすれば、「最初のひとくち」の美味しさは減る可能性もあるわけですが
逆に、平均的に甘さを保って食べられるというわけです。
もちろん、あまいスイカのブランドスイカのように熟練のスイカ栽培名人さんが育てるスイカは
皮のギリギリまで甘いものが多く、新鮮なのであまりカット方法に味を左右されません。
しかし、スーパーや産直市場などで収穫から新鮮な時期を逃してしまったスイカは
ダイスカットで食べた方が美味しく感じる上に、味のバラツキを抑えることが出来るんです。
自宅で切るならどっちがオススメ?
では、カット前の玉の状態のスイカをまさに今から切ろうとするのであれば、どちらが良いのか?
結論から言えば「お好みで」ということになります(苦笑
ただし、カット方法を考える時に、そのスイカが新鮮な状態であれば
断然おうぎ形。まずはスイカの最高部分を食べてほしいなと思いますね。
あまいスイカのブランドスイカのように、収穫から日にちが経過していないスイカは
しっかりと味の濃いスイカなので、余計に最初の一口で感動してくれるお客様も多数いらっしゃいます。
逆に、少し日にちが経過してしまったという場合には
ダイスカットにすると甘さを均一化しやすいので、味の劣化は感じにくくなります。
また、ダイスカットをするとその後に保存することは難しいですが
加工したりアレンジレシピをしたりしやすくはなりますよね。
カットの方法で味が変わるのはスイカの特性だった
ここまでご紹介したように、カットの方法で味が変わるのは
スイカがもともと持っている特性によるものです。
もちろんスイカの個体差でも感じられる味は大きく変わるため、本当に美味しいスイカを食べてみたい!という方は
ぜひ一度、本物のブランドスイカをご賞味くださいね!