果菜の王者スイカを探る

こんにちは。あまいスイカ広報部です。

以前、「果実的野菜とは?」というテーマでご紹介しましたが

スイカは自然界であっても果菜類の王様と呼ばれたりします。

これは、果実という側面、野菜という側面の両方の良い特徴を出すことに由来するものですが

それ以外にもいくつかの要因があって評価されるに至りました。

果菜類とは?

果菜類とは、単純な特徴を取り上げると

「果実のなる野菜」のことを指すものです。

これらの仲間には、トマト、ピーマン、インゲン、キュウリ、ズッキーニ、カボチャ、ナスなどのように

一般的には「野菜」と認識されている食べ物が豊富ですが

その中にあって、スイカは少し異色な存在として君臨しているのです。

何故なら、果実的野菜が自然に進化していく過程では

受粉を受け持つ存在が必要不可欠だからです。

ここから少し深掘りしてみましょう。

まず、自然界ではミツバチをはじめとした虫などが花粉を目当てに植物に集まります。

ただし、質の良い果実的野菜には集まりやすいですが

質の悪い果実的野菜には集まりにくいという法則も同時に存在しているんです。

もちろん、普通の野菜などであっても受粉を請負とする虫が存在するケースもありますが

スイカが付ける黄色い花は、ミツバチ達にとっても重要なミツの採取場所となっているのです。

自然界で見ても成長力の強いスイカ

スイカの原種とも呼ばれるカラハリスイカなどは、過酷な砂漠の中でも多くの水分を含みます。

逆算的な考え方にはなりますが、

美味しいスイカを作ろうとすると、摘果やつるの整理など

味を作り上げるために”余分”になる部分は人間の手で管理をしてあげる必要がありますよね?

逆に、スイカを放置して育てると。。。

高さは軽く3メートルを超えるような大きさになり、スイカの実の数も多く、ツルの伸び方や葉の成長力も

他の果実的野菜よりも規模が大きいものになるのです。

また、一番分かりやすい果実的野菜の特徴である「果実」は

皆さんもご存知の通り、巨大な姿をしていますよね。

これらは、原種から引き継がれたスイカそのものの性質であり

スイカが果菜類の王者と呼ばれる所以にもなっているんです。

相互効果の高い植物でもあるスイカ

前述の通り、ミツバチなど野生の受粉媒介者にとっても大切なスイカは

古くは熱冷まし効果の持つ植物として

ある時には、水分を確保するための貴重な水源として

また、現在では美容や健康への影響に加えて「美味しい果物」というような顔も持っているというわけです。

さらに言えばスイカの果実の中にある種も、我々人間にとっては非常に栄養価の高い存在なんです。

同時に大衆向けの食べ物としての顔もありながら

あまいスイカで取り扱っているスイカのように「こだわり抜いた逸品」という顔も持てるものでもあります。

楽しみ方は色々とありますが

ぜひ一度は「あまいスイカ」の美味しいブランドスイカを味わってみてくださいね♫