こんにちは。あまいスイカ広報部です。
家庭菜園で作るスイカはどのくらいの数が収穫出来るか気になりませんか?
実は、スイカはツルが元気に育つと沢山の実を付ける植物なんです。
ただし、実際に収穫するスイカの数は1株から1個~最大でも4個程度になります。
スイカは1株辺りの収穫数が少ない
実際にスイカの畑を見る機会はなかなかないですし、「スイカ狩り」などが出来る所もほとんどないので、多くの葉っぱとツル、その中にたっぷりのスイカが実っているイメージが強いんですよね。
しかし、多くのスイカが成長しているのは、それだけ広い場所や栄養の管理をしっかりと出来る栽培のプロならではの光景なんです。
家庭菜園でスイカを作る時には、ほとんどの場合が1株からいくつかのツルを選んで着果させたあと、それ以外の実は全て摘み取り、栄養をしっかりと送り込んで行く必要があるんです。
一般的な家庭菜園では、1株から子ツルを3~4本伸ばしていき、その内の2本ほどにスイカを2つほど成長させるという方法です。
特に、大玉スイカの場合は栄養が足りなくなったり、ツルが枯れてしまう原因になるので、スイカは数の管理が大切だと言われています。
小玉スイカであっても、着果のしすぎは栄養を分散させるマイナス効果がでてしまうので、1つ1つと大切に育て上げるというイメージです。
このために必要なのが、以下で解説する間引き作業になります。
スイカは摘果して栄養素を集中させる
上のスイカ収穫イメージ図の絵心のなさが少し悲しいのですが、流れとしては図のようになります。
ここでは割愛しますが、家庭菜園の場合は人工授粉させることで着果を安定させるので、着果させるタイミングなども重要なポイントになるそうです。
スイカには花が咲きますから、雌花が実を付ける方であり、雄花は受粉させる役割を持ちます。
しかし、人工授粉がメインとは言っても、自宅の敷地内やプランターでの小玉スイカ栽培などでは、蜂などの働きで他の雌花も一緒に実を着けてしまうこともあるんですね。
これらは「摘果」と呼ばれる作業を行って、栄養素が分散してしまわないように、摘み取りをしていきます。
あまいスイカで取り扱いしているブランドスイカの中には、1株からスイカ1つだけを収穫している農家さんもいるほどです。
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数より質だからこそ難しいスイカ栽培
スイカの実にしっかりと栄養を送るには、これ以外にも日当たりを考えたり、着果後にも葉っぱなどに病気がないかどうかなど、様々な気を使うポイントが多数存在します。
もちろん、これらをクリアして家庭菜園で出来たスイカは達成感もしっかりと感じられるものです。
逆に、何とか収穫に成功しても、スイカ栽培の中でも一番難しいと言われているのが、収穫自体のタイミングだったりするので、数日のズレが味に大きな影響を与えてしまうそうです。
あまいスイカから「ブランドスイカ」に認定されているスイカ農家さんは、これら全てにおいて「名人」と呼んでも差し支えない目利きと技術を持っています。
家庭菜園でスイカにチャレンジしつつ、ブランドスイカを食べてみると、さらにスイカについての美味しさや感動などの新たな発見もありますので、ぜひ産地直送、品質保証の「本気のスイカ」を体験してみてくださいね♫