こんにちは。あまいスイカ広報部です。
今回は昔から言われてきた噂話の1つ。
スイカの種を食べると「お腹の中で育つ」という情報の真偽について紹介していこうと思います。
いわゆる迷信の1つではあるのですが、現代でも実際に意図せず食べてしまった人の中には信じている人もいるそうです。
※ここで言う食べてしまったとは、食べようとして食べたのではなく、間違って食べた人を指します
果たして、スイカの種はお腹の中で成長してしまうのでしょうか?
スイカの種を誤飲してしまったらどうなる??
カットしたスイカを豪快に食べていると、ふとした拍子にスイカの種を飲み込んでしまうということは実際にありますよね。
過去に焼いたり、炒ったりしたスイカの種は実際に食べられていることを当ブログでは紹介しています。
こんな感じで、スイカの種そのものには栄養もあり、調理方法も存在しています。
しかし、多くの場合はあくまでも”加工”や”調理”を前提としているため、生のスイカの種をそのまま飲み込んでしまった!
となると、スイカの種が生のまま体内で成長するかどうかが、真偽の分かれ道になりそうです。
スイカは種からどうやって成長する?
通常、農家さんのスイカの栽培は種からというよりも、台木をかけ合わせて確実に生育させる方法が一般的なようです。
家庭菜園などでは、ポットに蒔いて4日~5日ほどで発芽し、そこから間引きや手入れなどを約1ヶ月ほどきっちり続けてようやく定植にたどり着くのだとか。
参考:https://sakata-tsushin.com/oyakudachi/lesson/vegetable/post_9.html
つまり、発芽するまでに約4~5日ほどかかる上に、その後も管理をしないと成長させるのが難しいというわけです。
特に、生のスイカにそのまま入っている種は発芽率も低かったりするので、よほどの環境が整っていなければ体内で成長するという可能性は低いと言えるでしょう。
スイカの種は体内でどうやって移動する?
では、実際に体内に入った「スイカの種」はどのような動きをしていくのでしょうか?
これも答えは意外と簡単で「ほとんどの場合は約1日でそのまま排出される」そうです。
他の食べ物でも同様のことが言えますが、誤って誤飲した場合でも1日ほど経てば排泄物として排出されることから、体内で発芽までたどり着く可能性は極めて低いということになります。
参考:https://corocoro.jp/128910/
スイカの種を誤って飲み込んでも大丈夫
というわけで、スイカの種の特性、そして体内での動きをあわせて考えた結果、、
スイカの種がお腹で育つはほとんどない、というよりも、現実的ではない
という結論になります。
誤って飲み込んでしまった場合でも、体内に有害な影響を与える可能性はほぼ0%ですので、安心してくださいね♫